設計デザインの参考【玄関】

玄関は室内との仕切り
日本においては、玄関は靴を脱いで室内に入る仕切りでもあります。どのようなデザインであっても段差が付けられており、靴や傘をいれる収納は設けられます。

玄関も外観と調和させたい

なるべく外観と調和させます。ドアを引き戸にするか、開き戸にするかは、大まかには和洋で分けられますが、最近は様々なデザインがあります。玄関土間の素材もタイル・石材・三和土・洗い出しなど多様にあります。

現時点でなるべく身体に安全なもの、建築強度と居住性に適うものを使用するように、各業者には配慮していただきます。それでも、ご予算・地域性・技術能力・設計センス・嗜好により違いがありますから、十分にプランの協議を重ね、納得した上でご契約ください。

参考デザイン・仕様【玄関】

古民家風住宅の玄関

▲古民家風住宅の玄関

古民家風に新築したお宅です。お施主様のご要望で三和土(たたき)にしました。『三和土』とは赤土・砂利などに消石灰とにがりを混ぜて叩き固めた土間です。現実的なことを言えば、長い間には凸凹になることは考慮してください。

モダンレトロ風住宅の玄関

▲モダンレトロ風住宅の玄関

こちらはお施主様は大正モダンスタイルを希望されました。土間は豆砂利の洗い出しです。大きな玄関ドアは無垢材の手造りに見えますが、メーカーの既製品から選んだものです。玄関収納は無垢材で手造りしました。

昭和レトロ風住宅の玄関

▲昭和レトロ風住宅の玄関

昭和30年代の懐かしい雰囲気が漂う玄関ですが、若い人にも人気が出てきました。那智黒石の洗い出しがレトロ感十分です。黒っぽい建具はお施主様支給で、骨董店で見つけた古い建具で細工が面白い。

和風住宅の玄関

▲和風住宅の玄関

公園施設に併設されていた茶室です。数寄屋スタイルは茶道家でなくても、座って暮らすには落ち着く空間です。松の式台・網代で作った天井と玄関収納・飾り棚(ニッチ)に掛け軸は粋です。

欧風のトイレ

▲欧風住宅の玄関

こちらは国産材で南欧風スタイルに建ててほしいとのことで、女性の建築家がお施主様のご要望をデザイン設計したオシャレな造りです。上がり框を曲線に・明るめの大きいタイル・壁面は漆喰・建具にはステンドグラス・左上にはロートアイアンの飾りで住み心地の好い爽やかな仕上がりになりました。

現代風住宅の玄関

▲現代風住宅の玄関

こちらの現代風住宅はお施主様のご子息が建築家であり、実験的な造作が多く取り入れられています。玄関の照明には店舗に用いるような、光に変化のあるものでアクセントをつけてありますが、室内は白を基調としたシンプルな創りです。

ロッジ風住宅の玄関

▲ロッジ風住宅の玄関

どうしても板倉造りで建てたいとのご要望で造りました。従いまして玄関内から30mmの長良杉の現しになり、木の香りがいつまでもして森林力気分になります。タイルは特に変わったものではありません。

土壁伝統構法住宅の玄関

▲土壁伝統構法住宅の玄関

知っている珈琲専門店の玄関です。こちらを建てたのは高額な栗材を主に使う富裕層専門の工務店です。土間にはビシャン仕上げの錆御影石を使い、壁は珪藻聚楽の塗り壁です。モダンレトロな味わいがあります。

古民家再生・移築再生住宅の玄関

▲古民家再生・移築再生住宅の玄関

大きな歴史文化施設内に移築された文豪のお宅です。明治から大正に移る時代に、このような丸く抜いた数寄屋風な下地窓が流行りました。土間はコンクリートでしたが、式台には天然石を用いて、当時としては贅沢です。

設計デザインの参考【玄関】

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